ヘルメス受信機
来歴
インターネットオークションにて入手した。
製造記録
大阪無線株式会社製 昭和10年前後
回路構成
検波・再生部 第一低周波増幅部 第二低周波増幅部 電源部(整流管)
27A 26B 26B 12B
保存状態
ほぼオリジナル部品であるが、スピーカのコイルが断線していたため、ダイナミックスピーカに交換した。本当はコイルを自分で捲きたいのだが、コイルの捲き線機がない。手巻きでは醜いだろう。保存状態→優良。感度並み
故障修理
インターネットによる入手状態で、低周波変圧器、スピーカのコイルが断線及び真空管が全て欠落していた。
このため、マグネチックスピーカについてはダイナミックスピーカに交換した。
真空管については、27A → 56, 12B→12F に代替した。
蓄電器、抵抗は不良品のみ交換した。
使用時の注意事項
使用時のみコンセントと商用電源を接続し、未使用時には必ず切り離すこと。
空中線は最低2から3メートルの銅線(ビニール線)が必要。
正面
斜め横の写真
背面
上部
裏面
低周波トランスを1台、新品と交換した。
背面
使用真空管
56 26B 26B 12F